時計ブランド事典

ロレックスなどの有名ブランドからパテック・フィリップなどの時計ブランドの創業年、創業者から各ブランドの略歴まで詳細解説。

ルイ・ヴィトン LOUIS VUITTON

      2015/10/10

時計ブランド名:ルイ・ヴィトン LOUIS VUITTON
創業:1854年
創始者:ルイ・ヴィトン
グループ:LVMHグループ
本社:フランス

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ルイ・ヴィトンの歴史

1854年当時荷造り用木箱製造兼荷造り職人であったルイ・ヴィトンがパリのカプシーヌ通りで独立し、旅行鞄では世界初のアトリエ「ルイ・ヴィトン」を設立した。この頃は馬車の時代であったが、木と鋲で作られた重々しいトランクが普通だった中、蓋が平らで、馬車に積み上げることができるルイ・ヴィトンの鞄は、たちまち人気を呼びましだ。

また、大西洋横断といったブームや、長期の旅行に絶えうる旅行鞄が必要とされた時代であったことや、丈夫なポプラ材と防水性に優れていることも人気に拍車をかけました。この頃、ナポレオン皇妃が、旅行用ワードローブをオーダーするなどしたことから貴族たちの間にも広がっていった。

その後、1867年のパリ万国博覧会で銅メダルを受賞。1888年、模造製品の氾濫を止めるため、ジョルジュは「Louis Vuitton : marque deposee」(登録商標:ルイ・ヴィトン)という文字を織り込んだ「ダミエ・キャンバス」という新しいキャンバスを発表。これは、世界初の登録商標で、表面にブランド名を表示したとういことでも世界初の商品であった。このダミエ・ラインは、1996年に復活し、現在も販売されている。

1896年、2代目のジョルジュ・ヴィトンが「モノグラム・キャンバス」を発表。これは、父ルイ・ヴィトンのイニシャル「LV」のロゴ、花・星を組み合わせた模様で、現在最も人気を誇り、有名となったモノグラム。このデザインは、当時流行していたジャポニズムの家紋をヒントに作ったといわれている。

1987年、ルイ・ヴィトン社とモエ・ヘネシー社との合併が実現し、LVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)グループが誕生。その最高経営責任者には、ファッション界そのものの法王と呼ばれるベルナール・アルノーが就任し、ルイヴィトンの躍進は現在も続いています。

 

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