時計ブランド事典

ロレックスなどの有名ブランドからパテック・フィリップなどの時計ブランドの創業年、創業者から各ブランドの略歴まで詳細解説。

ラドー RADO

      2015/10/10

時計ブランド名:ラドー RADO
創業:1917年
創始者:シュラップ兄弟
グループ:スウォッチグループ
本社:スイス レングナウ

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ラドーの歴史

1917年にフィリッツ、アーンスト、ワーナーのシュラップ3兄弟により、スイス・レングナウの自宅でラドーの前身である時計工房シュラップ・アンド・カンパニーが設立されました。当初から、自らムーブメントを製造し、アメリカで販売していました。

「ラドーの父」と言われるポール・ルーテー博士がシュラップ社に参加し、腕時計としては初めてのオリジナル時計「イグザクト」が完成しました。北米への輸出拡大をはかります。そして1957年、文字盤にRADOを記したラドー・ブランドの腕時計を発売し、社名もラドー(RADO)に改めました。南米や東アジアを中心とした独自のマーケティングで規模を拡大していきます。

1962年タングステンと炭化チタニウムを使った超硬ケースを開発、傷の付かない超硬時計「DiaStar」を発表。世界的な大ヒットとなります。キズのつきにくい硬質ケースの腕時計として日本でもブームとなりました。1983年、ラドーはオメガやETAを中心としたSMHグループに加わり、後に同グループは、参加企業を更に加えて1998年にスウォッチグループとなります。近年では、ハイテク・セラミックスを素材に取り入れ独創性を追求しています。

そして現在も「超硬質」=「ラドー」のコンセプトをもとに「いつまでも輝きを失わない不変の時計創り」を目指し、傷がつきにくい超硬へのあくなき追求をし続けています。

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